「Hapi(ハピ)」は、友達探しや、恋活・婚活を謳っているアプリですが、本来の出会いアプリではなく、さらにサクラを使った運営を行っている為利用はお勧めできません。
アプリ名称:Hapi(ハピ) 対応OS:android
Hapi(ハピ)の概要
■近所での友達探しや、恋活、婚活を謳っているが本来の出会いアプリではない点
■年齢確認が行われていないため、18歳未満の児童が紛れ込む可能性がある点
■サクラを使って男性会員へメッセージの返信を促し、コインの消費と高額課金を狙った運営をしている点
運営会社の名称 | Hapi運営委員会 |
所在地 | 千葉県市川市行徳駅前4-13-11 |
運営責任者 | 木村 宏 |
連絡先 | info@pickupcc.net |
対応OS | android |
役務の対価 | コイン消費制1コイン=10円 メール(メッセージ)送信1通=250円 |
Hapi(ハピ)の料金体系
「Hapi(ハピ)」のサービス料金表は以下の通りです。
メニュー | 消費コイン |
添付画像を送る | 25コイン |
リミット解除 | 2000コイン |
ストアでの購入単位と金額は以下の通りです。
購入単位 | 金額 | 1コインあたりの金額 |
120コイン | 1200円 | 10円 |
240コイン | 2400円 | 10円 |
380コイン | 3600円 | 9.4円 |
620コイン | 5800円 | 9.3円 |
1300コイン | 11400円 | 8.7円 |
3000コイン | 24800円 | 8.2円 |
「Hapi(ハピ)」は、コイン消費制で、基本のレートは1コイン=10円です。購入プランを見てみると、高額でまとめ買いをすれば少しレートは下がるようです。
次に、コインの消費一覧を見てみると、有料メニューは画像の送信とリミット解除しか案内されていませんでした。
新規登録の会員は、禁止ワードを使わなければメール(メッセージ)の送信は24時間無料とされていましたが、その後の料金を案内していない時点で悪質な運営を疑います。
Hapi(ハピ)の運営会社
次に、「Hapi(ハピ)」の運営会社をチェックしてみましょう。
このアプリの特商法表記をみてみると、運営会社の名称は「Hapi運営委員会」とされていて、実際の会社名とは思えません。
所在地や責任者名はわかりますが、連絡先はメールを指定しているなど、有料でありながら料金設定を伏せ、電話での問い合わせを受け付けない時点でかなり悪質な運営体制だと言えますね。
Hapi(ハピ)の評価・口コミ
次に「Hapi(ハピ)」を利用したユーザーの評価や口コミについて調べてみましょう。以下はGooglePlayの評価とレビューです。
平均評価は4.4と比較的高評価のアプリです。しかし、レビュー件数非常に少なく、全く参考になる評価とは言えません。
では、実際のレビューを見てみましょう。
イベントなどたくさんあっていいと思います
とても分かりやすく使えます。 理想のお相手も見つけやすいです。
やはりコインは女性の手中! 24時間チャット無料で最初に貰ったコインが、会うって話を詰めた途端に無くなり、「コイン不足」によるチャットの終了が来ます。相手は必ず同じことを何度も再確認してきて、連絡無いからそっちが悪いって感じで終わりを迎えます。
高評価レビューを見てみると、どれも短いものばかりですが、使いやすく出会いもすぐに見つかると言った内容となっていました。
しかし、1件表示された低評価レビューでは、サクラのような女性が会話を引き延ばしてコイン不足になるようにトークをしている様子がわかります。このレビューから、やはりメール(メッセージ)が有料になることもわかりますね。
Hapi(ハピ)の機能と運営
それでは「Hapi(ハピ)」の機能を確認してみましょう。
このアプリは、お相手検索画面で女性を探して、1対1でメッセージのやり取りをするという、いたってシンプルなシステムです。
試しに男性会員として登録してみると、このようにすぐに何名かの女性からメッセージが届きます。また、一度に何通もメッセージを送信してくる女性がいることがわかります。
私はこのアプリに調査目的で登録しているため、プロフィールに顔写真の設定もしていませんし、詳細な自己PRも入力していません。
そのような男性会員が多くの女性から繰り返しアプローチを受けるとは考えられないことから、やはりこのアプリではサクラが男性会員に向けてメッセージを送信していると考えられます。
Hapi(ハピ)のトーク内容
では、実際に「Hapi(ハピ)」に登録し、受信したトークの内容を確認してみましょう。
メッセージの内容を確認すると、どの女性もプロフィールに「即会い希望」と設定していて、すぐに会いたいというものばかりで、中にはそれほど会話もしていないうちから連絡先を交換したいと言っている女性もいました。
登録から24時間は無料でやり取りができると案内されているため、安心して返信してしまう人もいるかもしれませんが、即会いに関するやり取りをすると、そこが禁止ワードになるのか、すぐにメッセージの送信は有料に切り替わります。
禁止ワードが何なのか、有料に切り替わるタイミングはいつなのか、一切知らされないまま、おそらくほぼ2通目からはすべて有料になっていると思われます。
さらに、実際にコインの消費を確認してみると、メッセージの送信1通=25コイン(250円)となっていて、かなり高額な料金設定だということもわかりました。
Hapi(ハピ)の利用規約
免責事項~登記よくは、本サービスに事実上または法律上の瑕疵がないことを明示的にも暗示的にも保証しておりません。
「Hapi(ハピ)」の利用規約を確認してみたところ、特におかしな点は無いようにも思えますが、サービス自体の安全性や正確性は保証しないという内容の文面が見られます。
これは、提供されるサービスの内容に嘘や偽りなどがあっても、運営側は責任を負わないということで、暗にサクラが嘘の情報を発信していても、運営側は責任を負わないと言っているのです。
Hapi(ハピ)の注意点
それでは、「Hapi(ハピ)」を利用するにあたっての注意点を解説していきます。
Hapi(ハピ)は出会いアプリではない
「Hapi(ハピ)」は、一見普通の出会いアプリにみえますが、実は本来の出会いアプリではありません。
本来の出会いアプリは、「出会い系サイト規制法」による「インターネット異性紹介事業」の届出を済ませた事業者が運営するアプリに限られます。
「Hapi(ハピ)」のストア説明や特商法表記には「インターネット異性紹介事業者」の届出受理番号が記載されていないことから、運営者は勝手に出会いアプリに似たサービスを提供していると言えます。
Hapi(ハピ)は年齢確認を行なっていない
「出会い系サイト規制法」は、18歳未満の児童が出会いアプリで、出会いに起因した性犯罪に巻き込まれるのを未然に防ぐことを目的とした法律です。
そのため、出会いアプリには登録時や利用前に身分証を使った年齢確認が義務付けられていますが、「Hapi(ハピ)」では登録時にそのような年齢確認は行われません。
万が一年齢を偽って登録した18歳未満の会員と接触すれば、利用者側が責任を問われることになるため危険です。
Hapi(ハピ)はサクラ運営をしている
「Hapi(ハピ)」に男性会員として登録すると、すぐに多くの女性からメッセージが届き、即会いや連絡先交換希望などのアプローチを受けます。
届いたメッセージの内容は、男性にとって都合の良いものばかりで、さらに登録時はメッセージの送信無料と案内していますが、実際にやり取りをすると、すぐに有料に切り替わります。
サクラは会話を引き延ばして、いつの間にか男性会員はコイン不足になるように運営しています。やり取りを続けても、相手は実在しない女性であるため意味はなく、無駄な課金は禁物です。
Hapi(ハピ)の退会方法
「Hapi(ハピ)」の退会方法は、マイページ→退会申請へすすみましょう。そのあとは自分のスマートフォンからアプリをアンインストールしておけばOKです。
Hapi(ハピ)総評
「Hapi(ハピ)」は、一見普通の出会いアプリのように見えますが、届出を省いて、出会い系に似たサービスを高額で提供している非出会いアプリです。
「Hapi(ハピ)」のような非出会いアプリでは、ポイントやコインの消費が激しく、利用には高額課金が必要となってしまいます。また、やり取りを促すサクラも存在しているため危険です。
安心の出会い探しには老舗の優良出会いアプリの利用をお勧めします。