「シュミー(Shumie)」は、趣味友達と繋がることのできるアプリですが、出会いに期待して利用することは出来ません。
アプリ名称:シュミー(Shumie) 対応OS:iOS
シュミー(Shumie)の概要
■プロフィールに恋活や婚活に関する情報の登録ができるが、出会いや異性交際が禁止されている点
■年齢確認が行われていないため、18歳未満のユーザーが紛れ込む可能性がある点
■サクラを使ってメッセージへの返信を促し、高額課金を狙った運営を行っている点
事業者名 | Shumie G.K |
代表者 | Aizawa Chiaki |
所在地 | 新潟県上越市稲田4-6-5 |
問い合わせ | アプリ内チャットフォーム |
対応OS | iOS |
役務の対価 | ポイント消費制1pt=120円 メッセージ送信1通=120円 |
シュミー(Shumie)の料金体系
「シュミー(Shumie)」のサービス料金表は以下の通りです。
メニュー | 消費pt |
掲示板投稿 | 1pt=10枚のチケット3枚 |
メッセージ送信 | 1pt |
音声通話 | 4pt/分 |
ビデオ通話 | 6pt/分 |
ストアでの購入単位と金額は以下の通りです。
購入単位 | 金額 | 1ptあたりの金額 |
1pt | 120円 | 120円 |
6pt | 610円 | 101円 |
13pt | 1100円 | 84円 |
32pt | 2440円 | 76円 |
80pt | 4900円 | 61円 |
255pt | 12000円 | 47円 |
「シュミー(Shumie)」は、ポイント消費制で、基本のレートは1pt=120円です。購入プランを見てみると、5000円程度購入すればレートは半額ぐらいまで下がるようです。
次に、ポイントの消費一覧を確認してみると、メッセージの送信は1通=pt(120円)となっていますが、1ptごとに購入する人はほぼ居ないと考えられるため、100円以下で利用できそうですね。
ただ、基本のレートが高いため、掲示板投稿は1pt=10枚で交換できるチケット3枚の利用と、わざわざ別の単位が指定されていてややこしい印象ですね。
シュミー(Shumie)の運営会社
次に、「シュミー(Shumie)」の運営会社をチェックしてみましょう。
まず、このアプリには特商法表記のページは存在していませんでした。ストアから公式HPへ行くと上記のような表示がありますが、会社名と代表者名、住所の記載はありますが、連絡先は不明でした。
アプリからはチャット形式の問い合わせフォームで連絡可能ですが、有料アプリであれば、電話での問い合わせぐらいは受け付けてほしいですよね。
シュミー(Shumie)の評価・口コミ
次に「シュミー(Shumie)」を利用したユーザーの評価や口コミについて調べてみましょう。以下はAppStoreの評価とレビューです。
平均評価は5.0と現在は満点の評価となっています。レビュー件数は少ないながらも、すべて★5の評価は驚きですね。
では、実際のレビューを見てみましょう。
ガチガチの婚活中の人とかだと、こちらも構えてしまうのであれなんですが、このアプリは良いです!まずは友達からっていう感じで、話が合う人を趣味別のコミュニティにある掲示板で見つけられます。
シンプルで複雑な機能は特に無いのに、信頼できる出会いが多く、これを使って仲を深めていけば、今後良い展開がありそうだなと期待できます!
レビューが全て★5となっているだけあって、気軽に仲間探しができ、展開次第では仲を深めていけそうだというレビューがたくさんありました。
共通の趣味を持つ人を見つけやすいので、仲良くなりやすいということかもしれませんね。今後も期待できそうな印象を受けました。
シュミー(Shumie)の機能と運営
それでは「シュミー(Shumie)」の機能と運営内容を確認してみましょう。
このアプリは、多くのカテゴリに分けられた掲示板へ参加したり、コミュニティに参加している人たちとやり取りを楽しむことができるアプリです。
コミュニティアプリは、基本的にアプリ内でのやり取りを楽しむために運営されてますが、このアプリは、プロフィールに恋活や婚活に関する情報を登録することができるので、趣味を通じての出会いの場と考えられますね。
しかし、登録直後から私宛には非常に多くの足跡やメッセージが届き、数時間で100件近いアプローチを受ける結果となってしまいました。
まだ、コミュニティに参加もしていない為、他の会員の目に留まる要素はないはずなのに、これは明らかに不自然ですよね?
おそらくこのアプリは、サクラを使って新規登録の男性会員にメッセージを送信し、返信とポイントの追加購入を狙っていると言えます。
シュミー(Shumie)のメッセージ
実際にメッセージの内容を確認してみましょう。
このように、コミュニティで趣味や目的が一致していないにも関わらず、実際に会える相手を探して突然メッセージがくるというのは、この手のアプリでは不自然すぎますね。
先ほど確認したように、プロフィールに恋活や婚活に関する情報をたくさん登録することはできますが、それでは同じ趣味を楽しむ相手をさがすというより、単純に出会い探しの場となってしまっています。
中には通話を希望する女性もいましたが、挨拶もしていないうちからやたらと積極的なアプローチをしているのは間違いなくサクラです。
さらに、数時間で100件ものアプローチを受けるというのも、普通に考えてあり得ません。女性から一方的に送信されたメッセージは全てサクラが送信したものです。
一見、クリーンなコミュニケーションアプリのように見えますが、「シュミー(Shumie)」は完全にサクラ運営のアプリだと言えますね。
シュミー(Shumie)の利用規約
禁止事項~面識のない異性との出会いや異性交際を目的とする行為。
「シュミー(Shumie)」の利用規約を確認してみたところ、面識のない異性との出会いや異性交際は禁止行為に挙げられていました。
恋活や婚活に関する情報をあれだけ登録させておきながら、異性交際目的での利用を禁止するなんて、ちょっとありえないですよね(汗)
シュミー(Shumie)の注意点
それでは、「シュミー(Shumie)」を利用するにあたっての注意点を解説していきます。
シュミー(Shumie)は出会いアプリではない
「シュミー(Shumie)」は、趣味を通して友達作りのできるアプリですが、実際に会うことや異性との交際を目的とした利用が禁止されているアプリでした。
本来、出会いに期待できるアプリは、「出会い系サイト規制法」に沿って「インターネット異性紹介事業者」の届出を済ませたアプリに限られます。
「シュミー(Shumie)」の特商法表記やストア説明には「インターネット異性紹介事業者」の届出受理番号が記載されていないことから、このアプリはそもそも出会いアプリではありません。
それなのに、恋活や婚活の情報を入力させている時点で、矛盾した運営をしていると言えますね。
シュミー(Shumie)は年齢確認を行なっていない
上記の「出会い系サイト規制法」は、18歳未満の児童が出会いアプリを利用し、出会いに起因した性犯罪に巻き込まれるのを未然に防ぐことを目的とした法律です。
そのため、出会いアプリには登録時や利用前に身分証を使った年齢確認が義務付けられていますが、「シュミー(Shumie)」では年齢確認メニューこそありますが、書類を提出しなくても利用が可能となっていました。
趣味に関してアプリ上で情報交換をするだけであれば、年齢確認は必要は無いのかもしれませんが、出会いをにおわせるような運営をしているにも関わらず、確実に年齢確認を行なわないのはルール違反ですよね。
シュミー(Shumie)はサクラ運営をしている
「シュミー(Shumie)」に男性会員として登録すると、すぐにかなり多くの女性からメッセージが送信されてきます。
趣味のコミュニティに参加していない男性が、多くの女性からメッセージを受信するという時点でかなり不自然ですが、届いたメッセージの内容は、どれも直接の出会いを希望するものばかりで、余計に不自然です。
つまり、このアプリは、サクラが男性会員にメッセージを送信し、返信をさせることで手持ちのポイントを消費させ、追加購入を狙った運営をしていると言えます。
シュミー(Shumie)の退会方法
「シュミー(Shumie)」の退会方法は、アプリのその他メニューから「退会する」へ進みましょう。そのあとは自分のスマートフォンからアプリを削除すれば完了です。
シュミー(Shumie)総評
「シュミー(Shumie)」は、趣味を通して出会いがあるかのように運営していますが、本来の出会いアプリではありませんでした。
「シュミー(Shumie)」のような非出会いアプリでは、年齢確認が曖昧なため、18歳未満との接触の危険性もあります。
安心して出会い探しができるのは、「インターネット異性紹介事業」として運営されている優良出会いアプリだけです。