「ラブカム」ビデオ通話アプリの評価・評判・口コミ・サクラはいる？

「ラブカム」出会い無し
高額ビデオ通話に要注意

アプリ名称：ラブカム　対応OS：iOS・android

ラブカムの概要

販売元	Kenni Akimoto
所在地(開発元)	810-1 Nishihiro, Ichikawa Chiba
代表者名	不明
問い合わせ先	アプリ内チャット形式
対応OS	iOS　android
役務の対価	★消費制1★＝120円　メール送信1通＝120円

ラブカムの料金体系

「ラブカム」の料金表は以下の通りです。

メニュー	消費★
メール送信	1★
音声通話	4★/分
ビデオ通話	6★/分

ストアでの購入単位と金額は以下の通りです。

購入単位	金額	1★たりの金額
★1	120円	120円
★9	610円	67円
★19	1100円	57円
★48	2440円	50円
★120	4900円	40円
★382	12000円	31円

「ラブカム」は★消費制で、基本のレートは1★＝120円です。購入プランを見てみると、★9のプランからすでにレートは半額ほどに下がるため、料金の目安がわかりづらくなっています。

消費★の一覧を見てみると、メッセージ送信は1通＝1★(約31～120円)となっていて、10000円以上のまとめ買いをすればかなりお得に利用できることがわかります。

しかし、通話メニューを見てみると、音声通話は1分＝★4(124～480円)、ビデオ通話は1分＝★6(186～720円)となり、低レートで★を購入してもかなりの金額となってしまいます。

レートにかなりの差をもたせることで、高額課金を狙った料金設定となっているため、これを見るだけでも良心的な運営をしているとは思えないアプリです。

ラブカムの運営会社

次に、「ラブカム」の運営会社をチェックしてみましょう。しかし、アプリ内には特商法表記は見当たらず、ストアには販売元として「Kenni Akimoto」と記載があるのみです。

開発元のメールアドレスや所在地の記載はありますが、実際にサポートなどを行っている場所などは不明となっていました。

問い合わせ先としてはアプリ内にチャット形式のフォームがありますが、対応時間も不明となっていて、やはり安心して利用できるアプリとは言えない印象です。

ラブカムの評価・口コミ

次に「ラブカム」を利用したユーザーの評価や口コミについて調べてみましょう。AppStoreとGoglePlayの評価とレビューは以下の通りです。

平均評価はどちらも3.5以上となっていて、比較的高評価アプリと言えます。しかしそれぞれのレビュー数は少なく、あまり信ぴょう性のあるものとは言えないでしょう。

以下は実際のレビューです。

高評価のレビューはなぜか非常に短いものばかりで、どちらかというと利用前に投稿されたような文面のものが目立ちます。

このようなレビューは高評価をすればポイントを付与するなどと案内し、運営側が意図的に高評価レビューを狙っている場合があるので注意が必要です。

また、低評価レビューではビデオ通話アプリの特性を理解せず、無料で利用できないことへの不満が多数あがっています

この後説明しますが、ビデオ通話アプリは、あくまでも対価を支払って女性とのやり取りができるサービスであることを予め理解しておかなくてはなりません。

ラブカムのチャットレディ

「ラブカム」のようなビデオチャットアプリには、「チャットレディ」と呼ばれる女性たちが多数登録していて、男性会員とのやり取りをするためにアプリに待機しています。

チャットレディはサクラとは違い、一般の女性で、運営側が男性会員とのやり取りに応じて報酬を支払って稼働させています。

そのため、チャットレディは自分の客を見つけるために、メッセージで男性会員を誘ってきます。ただ、チャットレディはあくまでも仕事として稼働しているので、出会いアプリのように男性に興味があって連絡をしてきているわけではありません。

運営側もトラブルを避けるために、チャットレディには出会いを禁止しているはずです。つまり、アプリ内の通話で仲良くなっても、出会いに繋がるサービスではないと理解しましょう。

ラブカムのチャット内容

それでは「ラブカム」に登録し、実際に私が受信したチャットの内容を確認してみましょう。

このアプリで受信したメールの内容は、上記のようなものがほとんどで、おそらく定型文で送信されています。

チャットレディははじめは不特定多数の男性にアプローチをし、メッセージでやり取りをした後に通話へ誘ってくるはずです。そのため、きっかけはいたって普通のメッセージとなっています。

ただ、中には出会いを連想させるようなメッセージを送ってくる会員も存在していました。これの意味するものが、アプリ上での疑似恋愛なのか、実際の出会い探しなのかは不明です。

この他にも、住んでいる地域を質問してくる女性もいましたが、アプリ内でのやり取りだけであれば住所は関係ないことから、やはり出会いをにおわせてメールへの返信を狙っている会員がいることもわかります。

ラブカムの注意点

それでは、「ラブカム」を利用するにあたっての注意点を解説していきます。

ラブカムは出会いアプリではない

「ラブカム」は、アプリ内でチャットや通話を楽しむビデオチャットアプリです。あくまでもアプリ内でのやり取りを楽しむために運営されている為、出会い探しの場として利用することは出来ません。

利用規約には出会いを禁止するような文章は見られませんが、サービス概要としてはメッセージや通話機能でコミュニケーションをすることができるサービスと書かれています。

男女の出会いの場として運営できるのは、「出会い系サイト規制法」により認められた、「インターネット異性紹介事業者」のみです。

アプリ内やストア説明に「インターネット異性紹介事業者」の届出受理番号の記載のないアプリでは、出会い探しができないと認識しておきましょう。

ラブカムは高額な料金設定をしている

先ほども確認しましたが、「ラブカム」では、メインとなる音声通話やビデオ通話の料金が非常に高額に設定されています。

出会いアプリと比較すると、相手探しのためにチャットやメッセージに料金を費やすことがなく、すぐに待機女性とやり取りができるので、男性にとっては手っ取り早いシステムです。

しかし、音声通話は1分＝124円～、ビデオ通話は1分＝186円～という高額な通話料金のサービスであるため、やはり気軽に利用できるサービスとは言えません。

大手の優良ビデオチャットアプリのなかには、月額制で運営しているアプリもあるため、あえてこれほど高額の従量課金制のアプリを選ぶ必要は無いと言えますね。

ラブカムには出会いを誘う会員も存在する

先ほどのメッセージにもありましたが、「ラブカム」には出会いをにおわせるようなメッセージを送信し、男性からの返信を狙っている女性会員も存在しています。

もちろん、メッセージのやり取りにも報酬が発生しているとは思いますが、中には女性に成りすましているため、通話ができない会員が存在している可能性があります。

また、このアプリにはたくさんのコミュニティが存在し、会員同士のやり取りができるシステムとなっていて、出会いの場があるようにも見えます。

ただ、出会いアプリでない以上、会員同士のやり取りに運営側は一切責任を負いません。出会いに関するトラブルを避けるため、非出会いアプリでのやり取りには注意が必要です。

ラブカムの年齢確認

「ラブカム」には年齢確認メニューが存在しています。年齢確認をすると★が付与されるため、身分証の提示をして年齢確認を行なっている会員もいると考えられます。

しかし、実際は★を購入すれば、年齢確認を行なわなくてもアプリの機能は利用可能です。もちろん18歳未満の利用は禁止されていますが、年齢を偽って登録することもできてしまいます。

利用前に確実な年齢確認を行なわないアプリは、「インターネット異性紹介事業者」とは認められず、やはり出会いの場としては運営できません。年齢確認が曖昧なアプリでの出会い探しは絶対にNGだと肝に銘じておきましょう。

ラブカムの退会方法

「ラブカム」の退会方法は、その他のメニューから退会へ進むことで手続きができます。退会後は自分のスマホからアプリを削除、もしくはアンインストールすれば完了です。

ラブカム総評

「ラブカム」はコミュニティやメール、通話を通して女性会員とやり取りができるアプリですが、実際の出会いに繋がるサービスではありません。

「ラブカム」のようなビデオチャットアプリでは、男女の出会いはみつかりません。また、通話料金が高額で、肝心のビデオ通話は気軽に利用することができません。ビデオ通話を楽しむなら、比較的安価な大手の優良ビデオチャットアプリをおすすめします。