「パイン」出会いアプリの評価・評判・口コミ・サクラはいる？

「パイン」はサクラ運営
出会い禁止アプリに注意

アプリ名称：パイン　対応OS：android

パインの概要

役務の提供者	パイン ソリューション
サイト運営責任者	佐々木凛太郎
所在地	〒332-0033 埼玉県さいたま市緑区下野田679
問い合わせ	info@painchathp.site
対応OS	アンドロイド
役務の対価	コイン消費制1G＝10円　メッセージ送信1通＝210円

パインの特徴・使い方

「パイン」の機能は会員検索と1対1のメッセージのやりとりだけのシンプルなものです。検索画面ではGPS機能を使って登録地域に近い会員を検索することが可能です。

このことから、近場で実際に会える会員を探して、メッセージのやり取りをするユーザーが多いと考えられますね。

パインの料金体系

「パイン」の料金表は以下の通りです。

メニュー	消費コイン
個別メッセージの送信(返信)	25コイン
個別メッセージ写真閲覧	25コイン
個別メッセージ動画閲覧	50コイン
個別メッセージ写真添付	25コイン
個別メッセージ動画添付	50コイン
ランダムメール	100コイン

ストアでの購入単位と金額は以下の通りです。

購入単位	金額	1コインあたりの金額
50コイン	500円	10円
105コイン	1000円	9.5円
220コイン	2000円	9円
340コイン	3000円	8.8円
580コイン	5000円	8.6円
1180コイン	10000円	8.4円
1800コイン	15000円	8.3円
2500コイン	20000円	8円
3800コイン	30000円	7.8円

「パイン」はコイン消費制で、レートは1コイン＝10円です。コインの購入画面を見てみると、たくさんのコースが用意されていました。

1000円以上の購入で、ボーナスコインが付与されるので比較的お得感はありますが、次に見てみたコインの消費一覧で、コインの消費が激しいことがわかります。

メイン機能のメッセージの送信(返信)は1通＝25コインも消費します。つまり250円相当の料金がかかります。また、画像の送信や閲覧も同じく25コイン消費します。

これほど消費コインが多いと、数千円のコイン追加では満足のいくやり取りはできないので、結局はかなりの高額課金をすることになってしまいます。

パインの運営会社

次に、「パイン」の運営会社についてチェックしてみましょう。

提供者名、責任者名、所在地などの情報が記載されています。一見、ちゃんとした会社概要のようにも見えますが、パインソリューションというのが会社名かどうかは不明です。

HPを見てみても、このアプリのサイトであるだけで、運営会社情報などの記載はありません。

さらに、問い合わせ先にはメールアドレスを設定していて、電話番号は非公開となっています。

優良アプリは、フリーダイヤルなど、電話でのサポート体制が整っているのが一般的です。電話でのサポートを希望しない人もいるかもしれませんが、電話連絡を受け付けているかどうかを見ることは、優良アプリを見極める簡単な方法ではありますね。

パインの評価・口コミ

次に「パイン」を利用したユーザーの評価や口コミについて調べてみましょう。GooglePlayでの評価とレビューは以下の通りです。

平均評価は4.2と高評価となっています。レビュー数はそれほど多くはありませんが、ほとんどの会員が★5のレビューを書いていることもわかります。

以下は実際のレビューです。

高評価のレビューではシンプルで使いやすいという声が上がっていますが、どれもレビューの内容がきれいにまとまり過ぎていて、逆に不自然な印象を受けます。

低評価のレビューでは、新規登録の男性会員を狙ったサクラの手口に気が付いているユーザーがたくさん見受けられました。

このアプリの退会方法は問い合わせ先へ連絡するとなっていますが、退会しづらいというレビューもありました。

実際に問い合わせに「退会希望」と送信すると、アンインストールするだけでよいと返信がありましたが、再インストールすればそのまま利用可能と言っているので、会員情報は削除されないものと思われます。

評価の平均値が高いアプリは、つい安心して利用してしまいがちですが、1件でも低評価レビューがあれば、一度確認してみることで、アプリの本質がわかりますね。

パインのサクラ

それでは、実際に私が「パイン」に登録し、受信したメッセージを確認してみましょう。

【会員Aさんからのメッセージ】

【会員Bさんからのメッセージ】

まず、サクラからのメッセージはこのように連続して送信されることが非常に多く見られます。自分の身の上を説明したいのかもしれませんが、返信のない相手に、翌日もまだメッセージをするというのは常識的に考えられません。

先ほども書きましたが、私のプロフィールは詳細なものではないので、理想の男性像に近いと言われても説得力がありません。

また、基本的にどの女性も会うことが前提の内容ばかりで、しかも今すぐ会いたいというメッセージばかりです。

運営側は規約で直接会うことや、会うことを強要することは禁止していたはずですが、このようなメッセージが削除される様子もありません。

このことからも、この会員は運営側が用意したサクラであることがわかりますね。

中には、LINEなどの個人情報の交換を希望するメッセージも含まれていて、サクラがどうにかして男性からの返信をもらおうと必死になっていることがわかります。

このように、男性会員に都合の良い話ばかりを持ちかけるのは、サクラだけです。舞い上がって返信をしても、相手は存在しない女性です。出会いに発展することは絶対にありません。

パインが要注意アプリである理由

それでは、「パイン」がなぜ注意が必要なアプリであるかを解説していきましょう。

パインは出会いアプリではない

「パイン」は、匿名で利用できるチャットアプリと謳っているので、出会いアプリやマッチングアプリではないと考えるべきです。

しかし、アプリの機能では、GPS機能で近場の会員を探したり、身長、体重、など好みのタイプを指定して検索することが可能となっています。

このことから、実際に近場の会員とやり取りをし、出会いにつなげようと考えるユーザーが多いと予想できますが、実はこのアプリは出会いアプリではありません。

利用規約を確認してみると、出会いや異性交際を目的とした行為は禁止されていて、直接会うことを送信する利用方法も規約違反となります。

出会いアプリは「出会い系サイト規制法」により定められた基準に基づいて運営している「インターネット異性紹介事業者」にしか運営することはできません。

その基準を満たさないため、このアプリは出会いを禁止するしかないのですが、出会いアプリであれば、ストアやアプリ内に「インターネット異性紹介事業者」の届出受理番号を記載しているので、そこをチェックしてみることでも見分けることができます。

このように、見た目や機能が出会いアプリに似ていても、実際には出会い探しに利用できないアプリも存在しています。利用規約は利用前に必ずチェックする必要がありますね。

パインは年齢確認を行っていない

「パイン」のはストア説明で未成年者の利用や、年齢を偽ることは違反行為と記載しています。

しかし、このアプリは身分証の提示を求める「年齢認証」システムがなく、年齢を偽って登録しても運営側にはわかりません。

上記の「出会い系サイト規制法」では、18歳未満の児童が出会いアプリを利用することで、出会いに起因した性犯罪に巻き込まれるのを未然に防ぐことを目的としています。

そのため、出会いアプリでは登録時や利用開始前に身分証をつかった「確実な年齢確認」が必ず行われます。そのシステムがない時点で、出会いアプリですらなく、18歳未満の児童も登録できる危険なアプリであるとわかります。

仮に18歳未満の児童と知らずに接触すると、皆さんが犯罪者として逮捕される事態にもなりかねません。このようなアプリの安易な利用はおすすめできません。

パインにはサクラが多数存在する

「パイン」に登録すると、自分から会員検索をしなくても、たくさんの女性会員からアプローチを受けます。

これは、私宛に届いたメッセージの一覧ですが、数日放置していただけでも読み切れないほどのメッセージが届いていました。

基本的に、出会いアプリでは男性会員の方が圧倒的に多く、女性会員の獲得に力を入れている大手の老舗アプリでも、男女比6：4ぐらいと言われています。

そのため、女性は常に男性からアプローチを受けているので、これほど多くの女性が必死に男性にメッセージを送信するというのはまず考えられません。

しかも、私のプロフィールには顔写真も設定されていないので、女性の目に留まるとは考えられません。このことから、この女性たちは皆、サクラであると断言できます。

パイン総評

「パイン」は誰でも簡単に利用できるコミュニケーションアプリですが、料金も高額で、危険もたくさん潜んでいます。

「パイン」のように、コミュニケーションアプリとしていながら、サクラを使って直接の出会いをにおわせ、男性会員に高額課金をさせようとするアプリを選ばず、「インターネット異性紹介事業者」として正しく運営されているアプリを選んで、安心の出会いを探しましょう。